見出しセルの方向を定義
<th>は見出しセルを表します。その見出しとして、縦、横どちらの方向に対する見出しであるかscope属性に値を入力して定義することができます。
見出しセル方向を定義する必要性は?
HTMLではテキストだけではなく、音声や画像を使用することができ、中には音声ブラウザやスクリーンリーダーなどの技術を利用して情報を取得しているユーザーもいます。
これらのユーザーはテーブルの情報を取得するとき、行と列の見出しなどを意識する必要があります。そのため、テーブルの構成をわかりやすくするために、見出しの方向を定義する要素や属性を使用します。
属性 | 解説 |
scope="row" | 見出しセルの方向を横(行)に定義する |
scope="col" | 見出しセルの方向を縦(列)に定義する |
<table>
<caption>見出しを横(行)方向に定義</caption>
<tr>
<th scope="row">見出しセルA</th>
<td>セルA-1</td><td>セルA-2</td>
</tr>
<tr>
<th scope="row">見出しセルB</th>
<td>セルB-1</td><td>セルB-2</td>
</tr>
<tr>
<th scope="row">見出しセルC</th>
<td>セルC-1</td><td>セルC-2</td>
</tr>
<tr>
<th scope="row">見出しセルD</th>
<td>セルD-1</td><td>セルD-2</td>
</tr>
</table>
<table>
<caption>見出しを縦(列)方向に定義</caption>
<tr>
<th scope="col">見出しセルA</th>
<th scope="col">見出しセルB</th>
<th scope="col">見出しセルC</th>
</tr>
<tr><td>セルA-1</td><td>セルB-1</td><td>セルC-1</td></tr>
<tr><td>セルA-2</td><td>セルB-2</td><td>セルC-2</td></tr>
<tr><td>セルA-3</td><td>セルB-3</td><td>セルC-3</td></tr>
</table>
@charset "utf-8";
table,,tr,th,td { border: solid 1px;}
見出しを横(行)方向に定義
見出しセルA | セルA-1 | セルA-2 |
見出しセルB | セルB-1 | セルB-2 |
見出しセルC | セルC-1 | セルC-2 |
見出しセルD | セルD-1 | セルD-2 |
見出しを縦(列)方向に定義
見出しセルA | 見出しセルB | 見出しセルC |
セルA-1 | セルB-1 | セルC-1 |
セルA-2 | セルB-2 | セルC-2 |
セルA-3 | セルB-3 | セルC-3 |